記事一覧

Ai AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF)

ファイル 26-1.jpg  Ai AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF)
  発売年月日:ブラック 98/12/12、ライトグレー 99/12/4
  販売終了年月 不明
  当時の価格 ¥245,000 (税込 ¥257,250)
  フード HB-17付
  レンズ構成:14群-18枚
  EDレンズ: 5枚(G2・3・10・11・14)
  焦点距離目盛り(ズーム): 80・105・135・200
  ズーミングの作動方式は、回転式。

ファイル 26-2.jpg   絞り羽根枚数 :9枚(円形絞り)
  最短撮影距離 1.5m  マクロ方式: なし
  フォーカス制限切替スイッチ: あり
  M/Aモード :あり フォーカスロックボタン:あり
  質量(約) 1,580g(1,450g:三脚座取外し時)
  最大径×長さ(約) 88x207mm

  前側外部フィルター取り付け枠の回転 回転しない。
  フィルターサイズ 77mm(P=0.75)

TC-14E/14E II 使用可能
(TC-201S・14BSをAFレンズに装着した場合、AF撮影は不可)
付属品 HB-17、CL-73、77mmスプリング式前キャップ、裏ぶたLF-1

メーカーサイトの説明によると・・・
スポーツなどの撮影に威力を発揮する。SWM駆動方式の高性能大口径望遠ズームレンズ。
5枚のEDレンズは色収差をバランス良く補正。
良好なボケ味を実現する円形絞りの採用など、優れた描写性能を発揮。
AF撮影中でも瞬時にマニュアル撮影に切り換え可能なM/Aモードを搭載。
AF-SテレコンバータTC-14Eシリーズ/20Eシリーズの使用が可能。
レンズ鏡筒に3カ所のフォーカスロックボタンを装備し、三脚座は着脱可能。・・・とある。

実際、使用してみると操作性も非常に良く、ほぼ無音で瞬時にピントあわせができる。
明るいレンズでもあり、自由に絞りを変化させた作品ができるので、一時期、写真の技術が上がったように思った事がある。
本当のところは、機械の性能に負うところが大きく、写真の技術でも何でもない訳だが・・・。
それにしても、お気に入りの一本である事には、間違いない。
(参考サイト)
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/fx/zoom/ai_af-s_ed_80-200mmf28d_if.htm

Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)

ファイル 25-1.jpgファイル 25-2.jpg 
今のところ、いつも使う標準レンズとなっいる。
ニコンレンズの銅鏡は「黒色」が普通なのだが、あえて「グレー」をチョイスした。
グレーのキャノンに対抗する訳ではないのだが「ニコンのグレーもいいぞ」をアピールしたつもり。
結果的に80~200mmもお揃いにしたので、本数が少ない品物をセットにできた。

ファイル 25-3.jpg   Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D(IF)
  発売年月日:1999年3月(平成11年)3月25日
  当時の価格:220,000円
  高速・高精度のAF性能 & 高品質な描写性能のレンズ。
  ニコン独自のレンズ内超音波モーター(SWM)駆動方式
  によりレスポンスが速く、高速でほぼ無音のAF撮影
  が可能。花びら型のフードもかっこいい。
  AF撮影中でもタイムラグなしにマニュアルフォーカス
  への切り換えが可能なM/Aモードを装備している。

メーカーサイトの説明をそのまま紹介しますが・・・
フード: HB-19付き レンズ構成 :11群15枚
ED レンズ:2枚(G13・14) 非球面レンズ :1枚(ガラスモールド)
焦点距離目盛り(ズーム): 28-35-50-70
ズーミングの作動方式: 回転式
絞り羽根枚数: 9枚(円形絞り)
最短撮影距離: 0.7m [0.5m:70mmマクロ時]
マクロ方式: あり M / A モード: あり
質量(約): 935g
最大径×長さ(約): 88.5x121.5mm
前側外部フィルター取り付け枠の回転: 回転しない
フィルターサイズ: 77mm
TC-201S: 使用可能。(AF撮影は不可)
TC-14AS: 使用可能。(AF撮影は不可)
AF-4: 使用可能
付属品: HB-19・CL-74・77mmスプリング式前キャップ・裏ぶたLF-1
(参考サイト)
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/fx/zoom/ai_af-s_ed_28-70mmf28d_if.htm

Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm F2.8D

ファイル 24-1.jpg  Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm F2.8D
  発売年月日:1992年9月(平成4年)
  当時の価格:97,000円
  ※販売終了時:105,000円

  下の記事にあるニコンF4S(Nikon F4S)で使用
  する為、購入した。

ファイル 24-2.jpg   フード HB-1別売
  レンズ構成:12 群 15 枚
  焦点距離目盛り(ズーム):35・50・70
  ズーミングの作動方式:直進式
  絞り羽根枚数:7 枚
  質量(約) 665 g
  最大径×長さ(約) 71.5x94.5mm
  フィルターサイズ 62 mm

最短撮影距離 0.6m [0.28m:35mmマクロ時]
最大撮影倍率 1/7.7 [1/4:35mmマクロ時]
マクロ方式:マクロ切り換えボタンによる切り換え方式を採用。
但し、マクロ撮影はマニュアルフォーカスとなる。

この焦点距離域では、当時、最も明るい開放F値を持つレンズだった。
3枚の高屈折ガラスを用い、4群構成ズーム方式を採用することで、歪曲収差を抑え、
撮影距離の変化にかかわらず、常にクリアーでキレの良い描写性能を実現している。
ズームリングは直進式を採用しているので、速写性の要求される撮影もOK。

最近のデジタル一眼のD200などでは、52.5-105mmになり、ポートレート用には丁度
いいサイズのレンズとなっている。だから、出動回数もそこそこ多い。
性格的には、少し色が濃く出る傾向があるようだが、嫌味のない自然な色合いのように
思う。ニコンのレンズは全般的に真面目なレンズが多いが、その代表的レンズと言える。

Ai Nikkor 200mm F4S

ファイル 21-1.jpgファイル 21-2.jpg
発売年月日:1981年12月(昭和56年)
当時の価格:46,000円 ※販売終了時 不明
5群5枚
最短撮影距離2.0m
前面外付けフィルターサイズ 52mm
ズームレンズが主流の今では、200mmや300mmでは驚きもしませんが、レンズがマニュアル操作だった時代、200mmでも大望遠だった気がします。
このAi Nikkor 200mm F4Sは、そんな望遠レンズなのにコンパクトで、扱いがいいレンズだった印象があります。
今でこそ、ピントも甘く感じられますが、逆に時代を感じるレンズとして、「いい味?」をだしています。F3とセットで使用する場合は、カメラにモードラは付けない方が、コンパクトさが生きるように思います。
レンズの故障や設定不良ではないのですが、マニュアルNikkorの場合、無限遠に回しきるとピントが合わない現象があります。
この200mmの場合も例外でなく、リングを無限遠側に回しきってしまう手前がピントの合う位置の設定となっています。
無限遠とは、普通、リングを回しきった位置が無限遠なのですが、昔のマニュアル望遠の場合、製品の性質上、温度差収縮が発生し易く無限遠の位置が、温度が低い時など、通常より望遠側にズレてしまいます。だから、リングも望遠側に余裕を持たせてあり、回しきる手前がピントの合う位置となっています。
今のAFに慣れてしまっている人には、チョットわかりにくい事かも知れませんが、ほとんどのマニュアルの望遠Nikkorでは、そのような設定だったと思います。なつかしいウンチクですが、これで年齢の想像がつきそうです。

Ai Nocto Nikkor 58mm F1.2S

ファイル 20-1.jpgファイル 20-2.jpg
今回は、Ai Nocto Nikkor 58mm F1.2S
夜間撮影用とネーミングのあるレア物のレンズ。
手作業による精研削非球面レンズを採用した夜景や天体撮影が可能な特殊なレンズ。
「Noct(ノクト)」という名称は、「Nocturne(ノクターン)=夜想曲」からネーミングされたとメーカーカタログに記載されている。焦点距離 58mmでF1.2の明るさ。
では、AI Nikkor 50mm F1.2Sと、どこが違うかだが、夜間撮影して初めて別物だと分かる。
全く印象の違うクッキリとした写真が撮影できる。それ以外では、価格が約3倍高い。

発売年月日:1982年4月(昭和57年)Ai-S化
当時の価格:150,000円 ※1998年3月 販売終了時168,000円
6群7枚 精研削非球面レンズ×1枚
最短撮影距離0.5m 最大径×長さ(約)74×63mm
前面外付けフィルターサイズ 52mm

販売終了している上に、もともと玉数も少ない。標準レンズとしては極めて高価な一品。
Nikon派なら、プロ・アマ問わず誰もが必ず欲しいと思うレンズなので、当然、プレミア価格になってしまう。現在の一般市場価格は、300,000円~350,000円といったところか。
また、一部レンズで、Nocf-Nikkorと「t」が「f」で刻印されているイレギュラー品が存在するが、それだと今まで500,000円以下では見た事がない。
巷の噂では存在するのは数本と言われた事もあったが、今は、シリアル№192801~193200?ではないかと言われている。多分、一部製品の№は輸出用だと思う。
国内では、その内の 192850~192980番台の物が、何本か確認されている。

このレンズについての説明を少々。
コントラストの高い夜景や天体の撮影で、被写体が点のような像の場合、サジタルコマフレアといわれる「にじみ」のような収差が発生する。特に開放絞りで撮影すると、鳥の羽のようなベールが素人目にもハッキリとわかる。これを、極力レンズ補正で無くしたレンズがノクトニッコール。
このレンズで撮影すると、夜間撮影がうまくなったんじゃないかと誤解するほどキレイに撮れる。
言葉ではなかなか的を得た説明が出来ないが、夜間でも手持ち撮影で簡単にクッキリとした鮮明な写真が撮影できると言えば、想像がつくかも。
メーカー参考サイト:http://www.nikon-image.com/jpn/enjoy/interview/historynikkor/2003/0304/

Ai Nikkor ED 180mm F2.8S

ファイル 19-1.jpgファイル 19-2.jpg 
Ai Nikkor ED 180mm F2.8S
発売年月日:1981年10月(昭和56年)
当時の価格:98,000円 ※販売終了時114,000円
5群5枚 ED レンズ1 枚 (G1) 最短撮影距離1.8m 最大径×長さ(約)78.5×130mm
前面外付けフィルターサイズ 72mm(P=0.75)

室内スポーツや舞台撮影など速いシャッタースピードが要求される撮影向き。
EDガラスの採用で色収差が良く補正されており、レンズ表面のコーティングの効果と相まって開放絞りからコントラストの良いフレアーの少ない画像が得られ、しかも色バランスも良好。
ポートレートや風景などの一般撮影、報道写真にも適している。とメーカーは推奨している。
銅鏡に金色のリングが一本入っている特徴のあるレンズ。←ここがカッコイイ。

マニュアル時代では、180mmでF2.8といえば大口径で明るい望遠レンズといわれる規格だが、ズームレンズ主流の昨今では、地味なスペックになってしまったようである。
無理の無い設計のため、写りも非常に良い。マニュアル時代の花形だったと思う。
参考メーカーサイト:http://www.nikon-image.com/jpn/products/lens/mf/ai_ed_180mmf28s.htm

Ai Nikkor 85mm F1.4S

ファイル 18-1.jpg ファイル 18-2.jpg
今回は、私の好きなレンズ Ai Nikkor 85mm F1.4S です。
発売年月日:1981年(昭和56年)
当時の価格:90,000円 ※販売終了時107,000円
5群7枚 最短撮影距離0.85m 最大径×長さ(約)80.5×64.5mm
前面外付けフィルターサイズ 72mm(P=0.75)
ニッコール中望遠レンズの中で最も明るいレンズ。別名「ポートレートレンズ」。
メーカーいわく、F1.4という大口径比レンズのため、被写界深度も浅く美しいボケが得られ、ポートレート撮影には好適。
また、舞台撮影や比較的暗い室内撮影、夜景の撮影などにも威力を発揮。・・・とある。
事実、ポートレートの撮影に使用してみると、カリカリでは無い私好みのボケがでる。
最近のカリカリ感がある高解像度なデジ派には、チョット向かないかも。
また、レンズサイズが大きなところが、昔のマニュアル時代の高級レンズらしい点を表しているように思う。
参考メーカーサイト:http://www.nikon-image.com/jpn/products/lens/mf/ai_85mmf14s.htm

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ