写真のモデルは、Nikon デジタル一眼のD100(Nikon D100)
発売年月日:2002年6月22日発売(平成14年)、2005年に生産を終了。
☆デジタルカメラはパソコンと同じで機能や性能の技術革新が早く、陳腐化のサイクルが早い。残念。
当時の価格:300,000 円(税込 315,000円)D100本体。写真の電池パック部分はオプション品。
正式には、スピードライト内蔵レンズ交換式レフレックスタイプデジタルカメラと言う型式らしい。ナガーッ!!
有効画素数: 6.1メガピクセル(3,026X2,018)
撮像素子: 23.7×15.6mmサイズ原色CCD、総画素数6.31メガピクセル
液晶モニタ: 1.8型低温ポリシリコンTFT液晶、輝度調節機能5段階、視野率100%
レンズマウント: ニコンFマウント(AFカップリング、AF接点付)
☆従来からある、フィルムカメラ用のレンズがそのまま使用できるのがいい。
大きさ: 約144(幅)×116(高さ)×80.5(奥行)mm
質量(重さ): 約700 g (ボディのみ、バッテリー、記録媒体を除く)
小生が購入した、初めてのデジタル一眼である。
発売と同時に購入したので、2002年だから、すでに8年以上経過していることになる。
とにかく、いろいろな場所に持ち出して写真を撮った覚えがある。特出事項としては、電池の持ちがすこぶるいい。当時のニコンの開発者インタビューにも、この電池の持ちの良さが載っていたと記憶している。
当時は、これからはフィルムカメラからデジタルに移行するんだと騒がれていたが、なかなか信じがたい時期でもあった。まだまだ画素数も今ほどの高画質でもない時代だったので、しばらくは共存するだろうとも思っていた。しかしながら、このD100を使って分かった事は、フィルムと違って撮影に対する取り組みが一変した事だった。「これからデジタルは目覚しい発展をするだろう」との予感を感じさせるには、十分過ぎるものだった。素人の私ですらそう感じたのだから、本当の「革命」だった。
まず、特徴的な変化の代表例としては、フィルムを使わないので、毎回の撮影費用がかからない。
写真はデータとして保存されるので、まるで本物のカメラマンのように、失敗を恐れず何枚もの写真を撮るようになった事。これは本当に革新的だった。
次に、以前なら暗室で作業を必要とした焼きの加工技術が、いとも簡単に家のパソコンでデータ編集することにより、プロ以上の修正が可能となった事。また、意図的な作例も可能になった。
・・・まさに日進月歩の技術には、脱帽である。