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LEICA ELMAR-M 50/2.8

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LEICA ELMAR-M 50/2.8
発売当時の価格:125,000円(ブラッククローム)、140,000円(シルバークローム)
製品の発売時期:1995年~現行

代表的な沈胴式のライカ標準レンズ。独特なスタイルで、マニア受けするレンズ。
また、評判も良い真面目なレンズ。その写りを一言で言うと、「やさしい自然な描写」であろうか。
レンズ構成:3群4枚、最短撮影距離:0.7メートル、最小絞り:f16
フィルター径:E39、フード:12549

LEICA SUMMICRON-M 35/2 ASPH

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LEICA SUMMICRON-M 35/2 ASPH
発売当時の価格:273,000円(ブラック、シルバー)、339,000円(チタン)
レンズ構成:5群7枚、焦点距離:35.3mm、最短撮影距離:0.7m、最小絞り:f16
マウント:ライカMマウント、フィルター径:E39、レンズフード:クリップオン式
サイズ:全長34.5mmX最大径53mm、重量:340g

ライカの最も標準のレンズと言われる35ミリレンズ。
私の印象では、「隅々までキッチリと写る」レンズ。最近は、いつもこのレンズを使用している。
年代により同名のレンズが多数あり種類も豊富だが、非球面を採用したASPHが最も新しい。
写りについては、それぞれ賛否両論あるが、私が思うにコーティング技術やレンズ製造技術も新しい方が上のように思う。ただ、過去のクセ玉と呼ばれる製品が良いと言う人が多いのも確か。
このレンズについては、いろいろなサイトで紹介されているので、検索してみるのもいい。

Leica M6TTL Millennium

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今回は、ライカM6TTL Millennium Edition。
西暦2000年を記念して、世界2000台限定で発売したモデル。
限定のシリアル№はホットシューにXXXX/2000と入る。筐体№250XXXXの下4ケタに同じ。
当時の価格:500,000円(ボディーのみ)

往年のブラックペイント、フィルム巻上げノブの復活、その他 特別モデルに相応しい仕様。
ライカはM0~M3、M4、M5、M6、M7とシリーズが続いている。現在はM8。
その昔、ライカ一台=家一軒と言われる時代もあったようだが、今では中古車一台であろうか。

ライカM6TTLは、1999年に発売。その翌年にはミレニアムモデルが発表された。
このM6TTLは、ショップやカメラクラブなどから依頼された記念モデルがたくさん造られた。
ただし、ライカ公式モデルは、このミレニアムのみ。

機能としては、M6にフラッシュ用のダイレクト測光機能がプラスされた。
そのためにボディーの高さが2.5㎜高くなり、一部では、それ以前(クラシックモデル?と言うらしい)のM6や、M4のスタイルを崩したと一部で酷評された。また、ライカにフラッシュはいらないと言う人もあり、随分、雑誌などでも騒がれた。
その他では、シャッターダイヤルが大型化され、従来とは反対まわりになった。ファインダーの露出指標の方向に合わせた仕様となったのだが、それまでのライカ使いの人には使いにくいとの評価だった。でも、私にとっては、ストロボが使えるメリットの方が多く、大いに助かっている。

次回、ライカレンズにつづく

RICOH FF-3AF

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リコー FF3-AFコンパクトカメラ。当時としては、最も小型軽量なベストセラーカメラ。
発売年月日:FF-3 AF 1982年12月(昭和57年)
        FF-3D AF 1983年5月(昭和58年)
当時の価格:FF-3 AF  42,800円(RIKENON 35mm F3.2)
        FF-3D AF 47,800円

ファイル 11-3.jpg単3電池を2個使用する事で、電子シャッターによるプログラム露出制御やオートフォーカス、内蔵フラッシュ、フィルムのモーター巻上げと巻戻しを行う。

リコーは自社製品用にカメラと時計の半導体工場を建設したのだが、そこで半導体で稼動するオートフォーカスシステムの開発を行った。
半導体化されたオートフォーカスのモジュールを採用する事で、カメラのコンパクト化が可能となり、オールインワンタイプで、当時最も小型軽量なカメラが実現する事となった。
リコーはレンズも優秀で、コンパクトタイプでも写りがいい。
後の優秀なコンパクトカメラ群については、ご存知の通り。

また、面倒な儀式(露出・ピント調整)がなく、使用するのに手間がかからないので、先のヤシカの次に私の母が愛用したカメラだった。

Konica MR-70

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コニカつながりで、コニカのMR-70。愛称は「望遠王」。
※写真のモデルは、オートデート内蔵のMR-70D。

発売年月日:1985年10月(昭和60年)
当時の価格:55,800円(HEXANON 38mmF3.2 & 70mmF5.8)

コニカでは初めてとなる電動切替えの広角と望遠の撮影が可能な、2焦点オートフォーカスカメラ。
同一コンパクトクラスのカメラの中では、クラス最高の70mm望遠の撮影が可能。
様々な機能を搭載した高級コンパクトカメラとして、ベストセラーモデルとなった。

このモデルに限らず、1980年以降のカメラ本体のプラスチック化の流れは、いくら時代の進歩とは言え、質感や価値感覚が金属製のカメラより劣るように感じてならない。
電源は、単3×2本。オートデートの電源として、CR2025を使う。

KONICA C35

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今回は、コニカC35 flashmatic(フラッシュマチック)。
発売年月日:1971年8月(昭和46年)
当時の価格: 24,700円(HEXANON 38mm F2.8)

初代C35の愛称は「じゃ~に~コニカ」。コンパクトカメラの王道かも。
井上順のCMで大ヒットとなったのは有名。
フラッシュのガイドナンバーを事前にセットすることで、フラッシュの着脱だけでフラッシュマチックが連動する。
フラッシュマチックとは、被写体までの距離に応じて絞りが自動的に開閉する機能で、ストロボのガイドナンバーを設定し、焦点を合わせれば自動的に発光が制御される仕組み。

ファイル 9-3.jpg 一般的にヘキサノンレンズは、青がきれいにでると言われていて、評判もいい。
コニカミノルタは現在のところ1950年初頭からのカメラ取扱い説明書がホームページからダウンロードが可能。
ただ、コニカミノルタフォトイメージング株式会社は、2006年3月31日をもってカメラ事業を終了し、そのアフターサービスをソニー株式会社に委託している。
技術やサービスで、誠実な企業だっただけに残念である。

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※09.09.07追記
 探していた純正ストロボが見つかったので写真をアップ。
 着脱だけで例のフラッシュマチックが連動する。
 コンパクトで扱いもいい。
 単三2本で使用可能。

nikon S3

ファイル 8-1.jpg 今回は、ニコンS3。レンジフインダーモデルが続いているので、ニコンの一台を紹介。
限定商品「ニコン S3 2000年記念モデル」
1958年3月(昭和33)に発売したニコン S3を、できうる限り忠実に復刻した、2000年の限定モデル。
発売受付年月日:2000年(平成12)4月6日~6月30日
 ※上記期間内に申し込みが必要な、受注販売品。
当時の価格:480,000 円(Nikkor-S 50mm F1.4付き)
         25,000 円(専用カメラケース)

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S3は、他のレンジフインダーモデルよりレンズの発色や表現力が優れているような気がする。
とくに緑系の色の変化や、赤系の発色にニコンらいしい自然さがあるように思う。
キャノン系とは明らかに色合いでハデさが違う。また、コンタックス(ツァイス)のような作られたような色調とも違う。個人的に思うのは、このレンズを一言で言うと「真面目なレンズ」になると思う。
ただ、これはいい加減な素人評価かも知れない。

Yashica ELECTRO35MC

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今回は、Yashica つながりでエレクトロ35MC。大変コンパクトな仕上がりで、前のエレクトロ35GLと同じシリーズとは思えないサイズ。サイズ的には一回り以上小さい。
金属感や仕上がりも良く魅力的なモデル。個人的に、Yashicaの表面処理は他社の物より一段階明るいメッキ色なのが好き。後発のブラックより断然クロームがいい。

発売年月日:1972年7月(昭和47年)、ブラックが翌年の1973年(昭和48年)に発売された。
当時の価格:22,800円(YASHINON-DX 40mm F2.8)

コンパクトになった分、レンジファインダーが省略され、目測式の3点ゾーンフォーカスとなった。
このカメラの操作方法についての異論はいろいろとあるようだが、レンズ上の晴れ・曇り・ストロボのマークで勘による絞り値を設定し、その後に目測のピントを合わせると、シャッター速度が勝手に決まる。カメラ通から言わせるとマニアックな操作手順なのだか、慣れればカメラに疎い主婦でも気軽に使用できるようになる手法の一つが採用された一台だと言える。
長らく私の母が愛用していたカメラでもある。

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 消防は、ファイアーデパートメントなのか。 

Yashica ELECTRO35GL

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最後期の「中型のフルサイズカメラ」エレクトロ35GL。
いろいろな機能がついた高性能なモデル。また、スタイリッシュなデザインなのでファンも多い。
発売年月日:1973年6月(昭和48年)
当時の価格:34,500円(YASHINON-DX 40mm F1.7 )

IC化された電子回路をもち、測光もシリコンダイオードが付くことにより、前機種より精度とスピードが向上した。この機種では、フラッシュをカメラ側から制御するシステムが搭載されており、フラッシュの撮影が可能。
70年代になって、他のカメラがコンパクト化していく中、「中型のフルサイズ」カメラは廃れて行く事となる。また、高額だった一眼レフが普及しはじめたので、さらにフルサイズカメラが衰退した時代の一台。
ファイル 6-3.jpg レンズの発色もいい。

Fujika Drive

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発売年月日:1964年(昭和39年)
当時の価格:13,600円(Fujinon 28mm F2.8)

フジカハーフを基本に、カメラの底部にスプリング式の巻上げ機構をつけたカメラ。
大きなダイヤルで、スプリングの巻上げをすると、約18枚の連続撮影が出来る。気持ちいい~。
スプリング式のモータードライブによるフィルム巻上げのほかは、性能はフジカハーフと同じ。
フジカハーフは、富士写真フィルムの初めてのハーフカメラ。
プログラムEEカメラで、ピント調節は前玉回転によるゾーンフォーカシングを採用。
ただ、1960年の終盤にはハーフサイズカメラの需要が急に縮小し、製造中止となった。
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 スナップにはコンパクトが一番だと思う。