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YOSUKE SEKIGUCHI 「プリムヴェール 2024」としてエナメル技法を用いたアベンチュリンダイヤルを発表~

関口陽介氏のプリムヴェール(Primevère)、年ごとに仕様を変えて限定本数を制作していくイヤーモデルのような方法を取っていますが、2024年はまだ発表されていませんでした。
今回、4月のジュネーブで拝見した作品の情報が解禁となりましたのでレポートします。

今回はエナメルの技法を使ったアベンチュリンダイヤルに挑戦します。
(グラン・フー)エナメルは金属表面のガラスの粉末を高温で焼成させてガラス質の文字盤を作る技法ですが、ここに微量の金属粉を混ぜ込むことでアベンチュリンガラスのような効果を狙っています。

キラキラした粒子を入れこむために金属の粉をガラスに混ぜ込む、という大まかな手法は同じですが、一度ガラスの塊を作って切り出す一般的なアベンチュリンガラスとは少し異なる印象です。

光の当たり方によっては通常の黒エナメルのようにも見えます。

通常の黒エナメルとサイドバイサイド…

ムーブメントも追い込んでいるそう。

Watches & Wondersの週の土曜日、日曜日には帰国のフライト、メイン会場・ホテル周りも一通り終わった…と言う事で、土曜日はTime to Watchesと多少の独立系・関口陽介さんの取材、で朝から小柳時計店の小柳さんと合流し、午前中にTime to Watches、ディオール スーパーコピー午後は丸々関口さん、というぜいたくなスケジュールで取材を行います。

Time to Watchesはまた後ほど…

なぜか、トゥクトゥクでジュネーブ市街(ホテル周辺)まで戻るというルートが…

関口さんと合流。
「予定が未定」でしたが、先に紹介したプリムヴェールを拝見した後、ジャーナリストの方々が取材しているのを隣で冷やかさせていただく、と言う形に落ちつきました。

新しいカードもいただきました。
YとSを意匠化したブランドロゴが記されています。

スタンプも。

皆さん、質問内容や話がそれぞれ異なって参考になります…

関口さんが、会場に来る途中で「ジャンクボックス」から良さそうな懐中時計を見つけたら大当たりだった!と懐中を披露してくれました。

インタビューを行っていたカフェから移動…

ディナーまでご一緒させていただけました。
現在は全力を投入してプリムヴェールを作っているそうです。

ディナー後、方向がだいぶ違う気がしつつも、関口さんは車を止めている地下駐車場まで、私はホテルまで歩くんで、と言いつついろいろと歩いてお話を。
「もうすぐ、日本に居た時より、スイスに来てからの方が長くなります」と言うのが印象的でした。
ビジネス、と言う言い方が適切かはわかりませんが好調だそうで何より…

駐車場前でお別れ、行って良かった!またよろしくお願いします!