本体のフタのマークは、ハクキンとあるものは私の母が
戦後間もない次期に購入したと言っていた。
また、手前のパテント№がある物は、義理の父親が第二次
大戦中に購入した物との事。
我が家では、どちらも大切な品物です。
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古いハクキンカイロ
一番使っている点火芯付きA
一番使っている点火芯付きAタイプ
ハクキンにはいろいろなタイプのモデルが
あるが、一番のお気に入りが、この点火芯付きAモデル。
左の写真の通り、未使用品を複数入手しました。
まあ、これだけあれば、一生大丈夫かも・・・
機能は、青いカップ2杯(約25ml)で約24H発熱します。
半日だけでいい場合、いつも1杯だけ入れて使います。
さて、この点火芯付きAモデルの何処がいいかと言うと
点火する芯が出ているところ。 当たり前か・・・↓
でも、最もポピュラーな形になったのもこのAモデルから
だと思うのは私だけだろうか。蓋に開いた孔雀の羽穴
の数もそれ以前の11個から9個になり、高出力タイプの
火口を使用してもこのAタイプのモデルは高温にならず
何ら問題はない。ハクキンのモデル全てに言えるが、付属の
外袋が薄くていただけない品質なので、厚手のフリース
素材で自作した物を使っている。
個人的な意見だが、メッキの具合がとてもいい。
磨くとテカテカになるし、さらに表面のツルツル感が
何とも言えず気持ちいい。
この感触の良さについてだが、家族の誰からも理解
されていない。
分かってほしいな~と言いつつ
いつも「スリスリ」 している。(^_^;)
金属フェチ?かもしれない・・・
ハクキンのベンジン
ハクキンカイロには、基本的にベンジンが必要。
近頃は、匂いの少ないジッポーのオイルを
入れるユーザーも多い。
定価は、500㏄入りで1本/710円(税込み)。
メーカーのオンラインショッピングでは、1割引で購入できる。
ジッポーオイルは何処でも売っているし、価格が手頃だという事もあるけど、点火の際にライターと共通でオイルが使えるので、ジッポーを使う人が多い。ただ、マニアならやはりハクキンのベンジンにこだわりたい。 「お~っ、ベンジンの匂いがたまらない・・・」 ←ベンジン中毒??ではありませんので、あしからず。
別の使い方なのだが、油性の汚れを簡易クリーニングとしてシミ抜きできるとメーカーサイトには紹介されている。そういえば、昔、母親の時代には着物の汚れを、脱脂綿にベンジンを浸けて拭いていた記憶がある。
参考までですが、創業75周年の1998(平成10)年に、ハクキンカイロの燃料であるベンジンの東日本(静岡から北海道まで)販売権を取得し一手に販売を開始。
2005(平成17)年には、ベンジンの西日本(名古屋から九州まで)販売を開始して全国直接の販売となっています。 ←ハクキンやりますなぁ。
※参考にさせていただいたメーカーのサイトの年表
http://www.hakukin.co.jp/company/7-1.html
2011.03 たまたま、ジッポーオイルをきらしていたので、ベンジンでライターもいけるかと安易に考えてしまい、ロンソンタイプのライターに使ってみたが、ほとんど点火できず、ライターの芯を傷めてしまった。
燃焼という部分では、同じに使えないことがわかった。これ常識だったかも。(T_T)/~~~
キクキンカイロが好き
ハクキンカイロには隠れたファンが多い。
いまさら・・・と思われるかも知れないけれど
何とも言えない魅力がある。
ベンジンの匂いも癖になる。
よく誤解されるが、
ハクキンカイロは直接オイルを燃やすのではなく、
気化したオイルがプラチナの触媒作用で酸化し発熱
する化学カイロ。
ハクキンカイロはベンジン(炭化水素=CmHn)を触媒で燃焼している。
プラチナの触媒を使用して低温で炭酸ガス(CO2)と水(H2O)に酸化分解する。
低温燃焼なのでNOX(窒素酸化物)の発生がない。
クリーンで経済的な触媒燃焼なわけで、空気を汚さず、使い捨てカイロのようなゴミも発生しない。
今風の言い方をするなら、エコな商品。
1923年の発明だからすでに90年近くたっているが、当時から製品の改良はされているらしいが、
基本形は変更なし。スゴイ。
参考にさせていただいたメーカーサイト:http://www.hakukin.co.jp/
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