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【2026新作Q&A】エルメス スリム ドゥ エルメス ムーン Ref.W031GS.SW01G — “極薄7.5mm+ムーンフェイズ”が紡ぐ、フランス的時間の詩

【2026新作Q&A】エルメス スリム ドゥ エルメス ムーン Ref.W031GS.SW01G — “極薄7.5mm+ムーンフェイズ”が紡ぐ、フランス的時間の詩

「エルメス=ファッションブランド?」——その認識を優雅に覆すのが、2026年に登場した「スリム ドゥ エルメス ムーン」(Ref.W031GS.SW01G)です。2015年に誕生し、“ミニマリズムと遊び心”を融合させたこのコレクションは、7.5mmという驚異の薄さの中に、詩的な月齢表示を完璧に統合。果たして、なぜこの一本が“知る人ぞ知る上質ウォッチの完成形”と称されるのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

Q. スリム ドゥ エルメスとは?

A. 「2015年に誕生し、“スーパーコピー時計を装飾ではなく、時間の本質へと還元する”ことを目指したエルメスのフラッグシップ・ドレスウォッチ」です。

デザイン哲学:
デザイナー:フィリップ・アピアノ(Philippe Apeloig)による独自フォント
特徴:超薄型ケース+非対称インデックス+遊び心ある細部
ブランドポジション:
> 「バッグやスカーフと同じく、“日常に寄り添う静かな贅沢”を時計で表現」

💡 注目点:「複雑機能を持ちながらも、あくまで“軽やかさ”を失わない——これがエルメス流のホロロジー」。

Q. 新作 W031GS.SW01G の特別仕様は?

A. 「18Kゴールドケース+シルバーグレインダイヤル+ブルームーンフェイズ」という、極上の組み合わせが最大のポイントです。

デザイン詳細:
ダイヤル:シルバーグレイン(微細な粒状仕上げ)→ 柔らかな光沢
ムーンフェイズ:6時位置に配置、ブルー夜空にシルバー月面
針:18Kゴールド製(ポリッシュ仕上げ)
ケース:39mm径 × 7.5mm厚(18Kゴールド)、防水3気圧
ストラップ:
ブラックバーニッシュドカーフ(内側:シルクライニング)
バックル:18Kゴールド製、Hロゴ刻印

📌 注目点:「7.5mm厚でムーンフェイズを搭載するのは、技術的に極めて難易度が高い——エルメスのホロロジー進化の証」。

Q. 機械的性能は?

A. 完全自社開発 手巻き Cal.H1956 ムーンフェイズ を搭載し、信頼性と美しさを両立(ムーブメントはヴァシュロン・コンスタンタンとの共同開発)。

主な仕様:
振動数:21,600 vph(3Hz)
動力貯蔵:42時間
精度:日差-5/+7秒(業界標準)
技術的特徴:
ムーンフェイズ精度:122年で1日誤差
裏蓋:サファイアクリスタル(エルメス馬車ロゴ+シリアル刻印)
装飾:円周彫り+エルメスブルー仕上げローター

💡 魅力:「300万円台で“18Kゴールド+ムーンフェイズ+7.5mm厚+エルメス正規品”は、他ブランドにない価値」。

Q. 誰におすすめですか?

A. 以下の3つの条件に当てはまる方に最適です。

「エルメス愛好家で、バッグや小物だけでなく、“正規時計コレクション”を完成させたい」と願う方
「パテックやヴァシュロンではなく、“控えめなラグジュアリー”を求める成熟層
「ムーンフェイズ機能にロマンを感じ、“実用より美”を重視する」という感性を持つ方

このスリム ドゥ エルメス ムーン W031GS.SW01G は、“月の光を、あなたの手首に閉じ込めた”2026年の究極タイムピースです。

オメガ コンステレーション グローブマスター Ref.131.20.39.20.03.001 — “シルバーグレイン×39mm”が綴る、星の名を持つ timeless ドレスウォッチ

オメガ コンステレーション グローブマスター Ref.131.20.39.20.03.001 — “シルバーグレイン×39mm”が綴る、星の名を持つ timeless ドレスウォッチ

「コンステレーション=ラグジュアリーなレディースモデルだけ?」——その誤解を払拭するのが、2025年に登場した「コンステレーション グローブマスター」(Ref.131.20.39.20.03.001)です。1952年に“天文台精度コンクール優勝”を記念して生まれたこのコレクションは、シルバーグレインダイヤルと“爪留め”ベゼルが特徴の、男女問わず愛される timeless デザイン。果たして、なぜこの一本が“オメガの隠れた名作”と称されるのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

Q. コンステレーションとは?

A. 「1952年に誕生し、オメガスーパーコピー“精密さと美しさの融合”を掲げるオメガのフラッグシップ・ドレスコレクション」です。

歴史的背景:
名称由来:星座(Constellation)
誕生の契機:1952年、ジュネーブ天文台コンクールで総合優勝
象徴的デザイン:ケース側面の“爪”(Griffes)+星マーク
ブランドポジション:
> 「スピードマスターやシーマスターとは異なり、“静かな上質”を追求するライン」

💡 注目点:「1980年代にはジョージ・クルーニーが愛用し、再び注目を集めた」。

Q. 新作 Ref.131.20.39.20.03.001 の特別仕様は?

A. 「シルバーグレインダイヤル+ステンレス39mm+爪留めベゼル」という、完璧なバランスが最大のポイントです。

デザイン詳細:
ダイヤル:シルバーグレイン(微細な粒状仕上げ)→ 光を柔らかく拡散
インデックス・針:ポリッシュ仕上げ(夜光なし → 純粋なドレス志向)
ベゼル:ステンレス製、4つの“爪”(Griffes)で固定
ケースサイズ:39mm径 × 10.8mm厚(ステンレススティール、防水5気圧)
ブレスレット:
ステンレススティール製(一体型デザイン)
マイクロ調整機構付きバックル

📌 注目点:「39mmは現代の平均手首サイズに最適——小ぶりすぎず、派手すぎない“ちょうどいい”存在感」。

Q. 機械的性能は?

A. 完全自社開発 自動巻き Cal.8900 を搭載し、マスターコーアクシャル認定を取得。

主な仕様:
振動数:25,200 vph(3.5Hz)
動力貯蔵:50時間
精度:日差0/+5秒以内(マスターコーアクシャル基準)
技術的特徴:
シリコン製ヒゲゼンマイ → 耐磁性15,000ガウス
同軸脱進機
裏蓋:サファイアクリスタル(星座エンブレム+シリアル刻印)

💡 魅力:「70万円台で“マスターコーアクシャル+39mm+シルバーグレイン+爪ベゼル”は、他ブランドにない価値」。

Q. 誰におすすめですか?

A. 以下の3つの条件に当てはまる方に最適です。

「ロレックス デイトジャストやカルティエ タンクではなく、“被らない高級正装ウォッチ”を探している」方
「オメガの中でも、スピードマスターやシーマスター以外の“隠れた名作”に興味がある」時計愛好家
「スーツにもカジュアルにも合う、 timeless な一本を生涯使い続けたい」と願う成熟層

このコンステレーション グローブマスター 131.20.39.20.03.001 は、“時間を静かに、しかし確実に主張する”2025年のベストセレクションです。

ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 41 Ref.AB0138241B1A1 — “航空計算尺×自社クロノ”が継ぐ、空への情熱

ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 41 Ref.AB0138241B1A1 — “航空計算尺×自社クロノ”が継ぐ、空への情熱

「ナビタイマー=大型でレトロだけ?」——その認識を刷新するのが、2025年に提供される最新仕様「ナビタイマー B01 クロノグラフ 41」(Ref.AB0138241B1A1)です。1952年に世界初の“航空計算尺付きクロノグラフ”としてパイロットに愛されたこのモデルは、41mmという現代的なサイズ感と、完全自社開発の高性能 Cal.B01 を組み合わせ、クラシックデザインを実用性で再定義。果たして、なぜこの一本が“航空時計の原点にして完成形”と称されるのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

Q. ナビタイマーとは?

A. 「1952年に登場し、ブライトリングスーパーコピー“パイロットのための計算ツール”として開発された航空クロノグラフ」です。

歴史的意義:
名称由来:“Navigation”+“Timer”
革新点:ベゼル一体型の円形計算尺(Slide Rule)
象徴的ユーザー:マーロン・ブランド(俳優兼パイロット)
ブランド哲学:
> 「“Precision instruments for professionals”——プロフェッショナルのための精密機器」

💡 注目点:「ロレックス GMTやオメガ スピードマスターとは異なり、ナビタイマーは“計算機能”そのものが存在意義」。

Q. 新作 AB0138241B1A1 の特別仕様は?

A. 「41mmステンレスケース+ブラックダイヤル+航空計算尺」という、バランスの取れた現代仕様が最大のポイントです。

デザイン詳細:
ダイヤル:マットブラック
インデックス・針:ポリッシュ仕上げ(夜光塗料 Super-LumiNova® 搭載)
特徴的ベゼル:双方向回転式航空計算尺(金属製)
ケースサイズ:41mm径 × 14.2mm厚(ステンレススティール、防水3気圧)
ブレスレット:
ステンレススティール製(7連リンク)
折りたたみ式バックル(Wingsロゴ刻印)

📌 注目点:「41mmは従来の43mm・46mmより小ぶりで、ビジネスシーンにも違和感なく着用可能」。

Q. 機械的性能は?

A. 完全自社開発 自動巻き Cal.01(通称:B01)を搭載し、COSC認定+ブライトリング独自精度基準をクリア。

主な仕様:
振動数:28,800 vph(4Hz)
動力貯蔵:70時間
精度:日差-2/+4秒以内(COSC基準より厳格)
技術的特徴:
コラムホイール+垂直クラッチ
シリコン製ヒゲゼンマイ → 耐磁性向上
裏蓋:サファイアクリスタル(B01ロゴ入りローター)

💡 魅力:「80万円台で“自社70時間巻き+COSC+航空計算尺+41mm”は、他ブランドにない価値」。

Q. 誰におすすめですか?

A. 以下の3つの条件に当てはまる方に最適です。

「航空・モータースポーツなど、“プロフェッショナル・ツール”として時計を使いたい」と考える実用派
「スピードマスターやデイトナではなく、“計算機能付きクロノ”という唯一無二の選択肢を求めている」方
「クラシックデザインが好きだが、現代的なサイズと信頼性を重視する」初心者〜中級者

ブルガリ「OCTO Finissimo 8日間パワーリザーブ スケルトン 黒金版」:超薄の黒き宇宙に、8日間続く機械の鼓動

2025年、ブルガリは再び“超薄”の領域で新たな地平を切り開いた。
厚さわずか5.95mmという驚異的な薄さに、8日間(192時間)の長大な動力備蓄と完全スケルトン構造を収めた、OCTO Finissimo 8日間パワーリザーブ スケルトン 黒金版(Ref. 104121)である。

これは単なる技術的記録の更新ではない。
スーパーコピー時計ブラックDLCチタンのマット質感と18Kローズゴールドの鏡面輝きが交差する、イタリア的美学とスイス製表技術の完璧な融合だ。

🌑 黒金の対比:控えめな豪華さ

ケース・ベゼル・ブレスレットはすべてグレード5チタン(Ti-6Al-4V)を採用し、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)処理で深みのあるブラック仕上げを実現。
そのマットな質感は、光を吸い込むように静謐で、着けていることを忘れるほどの軽さ(約90g)をもたらす。

一方で、時針・分針・インデックス・表冠はすべて18Kローズゴールド(またはローズゴールドコーティング)で統一。
さらに、文字盤上のロゴ(BVLGARI)や8日間表示(“8 DAYS”)もローズゴールドで描かれ、特に“8 DAYS”の文字は、イタリアの自動車デザインスタジオ「ピンインファリーナ(Pininfarina)のフォントを採用し、ブランドのオリジンを想起させる。

このブラック×ローズゴールドの組み合わせは、派手さを排しながらも、確かな高級感を湛える——まさに“控えめな豪華さ(Quiet Luxury)”の象徴だ。

⚙️ BVL 199SK:2.5mmの機械詩

心臓部には、自社開発の手巻きムーブメント Cal. BVL 199SK を搭載。

- 厚み:わずか2.5mm
- 動力備蓄:192時間(8日間)
- 特徴:
 - 1時位置に巨大な単一発条巻(直径約10mm)
 - 発条の厚みを極限まで薄くし、最大7.5回の巻き取りを実現
 - 単一発条巻により、エネルギー損失を最小限に抑制

スケルトン化された文字盤越しに見えるのは、幾何学的に镂空(ルーキング)されたメインプレート。
その形状は、“QRコード”にも、“都市の地図”にも、“建築の平面図”にも見える——観る者の想像力を掻き立てる、現代的なアートピースだ。

また、八角形の固定ネジが随所に配され、OCTOシリーズのアイデンティティを強調している。

📏 超薄の快適性:5.95mmの真価

5.95mmという厚さは、ロレックスの32系ムーブメント(6mm)よりも薄い。
つまり、この一本は、自動巻きムーブメント一枚分よりも薄いのだ。

その結果、スーツの袖口にすっぽりと収まり、日常使いのストレスが皆無。
しかし、超薄ゆえの“安っぽさ”は一切ない。
110もの切面を持つOCTOケース、DLC処理の深み、ローズゴールドのアクセント——すべてが、高級感と存在感を保ちながら、極限の薄さを実現している。

💰 価格と総評:18万人民元の“誠意”

中国市場での公定価格は180,000元(日本円換算でおよそ390万円前後)。
この価格帯で、自社開発超薄手巻きムーブメント+8日間パワーリザーブ+完全スケルトン+DLCチタン+18Kローズゴールドを兼ね備えた時計は、他に存在しない。

編集部コメント:
「超薄」という競技場で、ブルガリはもはや“記録更新”ではなく、
“美の表現” を追求している。
このOCTO Finissimo 黒金版は、
技術の極致を、イタリア的センスで包み込んだ、
現代のハイホロロジーの傑作である。
手首に巻けば、
まるで黒き宇宙に浮かぶ金色の星のように、
静かに、しかし確かな存在感を放つだろう。

天然石の鼓動:鉱脈が生んだ、10の“可動する宝石”

天然石の鼓動:鉱脈が生んだ、10の“可動する宝石”

スーパーコピー時計の文字盤は、単なる情報を示す場ではない。
それは、地球が数億年かけて育てた鉱物の断面であり、自然が描いた唯一無二の絵画でもある。

近年、多くのブランドが天然石を文字盤に採用し、機械式時計に新たな芸術性を吹き込んでいる。
ここでは、特に注目すべき10モデルを厳選し、その魅力を紐解く。

1. 宝珀 クラシック 0888 中華年暦 碧玉盤(Ref. 0888-3632-55B)
価格:736,500元(約1,600万円)

- 素材:天然碧玉(Jadeite)
- 特徴:浅緑と深緑の山水画のような紋様
- 機能:中華年暦(干支・節気・閏月表示)
東洋の哲学と複雑機構が融合した、宝珀ならではの傑作。

2. 亨利・モース 勇創者 POP 玉石盤(Ref. 1202-1205)
価格:未公表

- 素材:ミャンマー産高透明度玉石
- アクセント:6時位置にペルー産蛋白石(オパール)
蛋白石の虹彩と玉石の温潤さが、モダンな対比を生む。

3. 蕭邦 L’HEURE DU DIAMANT 虎眼石盤(Ref. 10A419-5623)
価格:640,000元(約1,390万円)

- 素材:整塊の虎眼石(Tiger’s Eye)
- 色調:金褐色の波紋が光で流動
- 仕上げ:18Kローズゴールドブレスレットと調和
野性美とジュエリー工芸が交差する一本。

4. 宝格麗 SERPENTI 安藤忠雄特別款 虎眼石盤(Ref. 104003)
価格:347,000元(約750万円)

- 素材:虎眼石
- デザイン:蛇の鱗を連想させる光の反射
“SERPENTI”(蛇)のコンセプトを、天然石で完璧に表現。

5. ロレックス デイデイト 緑松石盤(Ref. m128238-0071)
価格:438,500元(約950万円)

- 素材:天然トルコ石(Turquoise)
- 特徴:青緑の不規則な紋様が、18Kゴールドとダイヤモンドと調和
各個体が唯一無二の“アートピース”。

6. 伯爵 鎏金悦影 緑松石盤(Ref. G0A50305)
価格:288,000元(約625万円)

- 素材:高純度トルコ石
- 色調:均一で澄んだ青色
まるで地中海の晴れた空を閉じ込めたような清涼感。

7. オメガ ディヴァイザー ピーコックストーン盤(Ref. 428.55.36.60.99.003)
価格:304,100元(約660万円)

- 素材:南アフリカ産孔雀石(Malachite)
- 組み合わせ:Moonshine™ 18Kゴールドとの“緑金配色”
深緑と浅緑の縞模様が、自然の生命力を象徴。

8. 宝格麗 DIVAS’ DREAM 孔雀石盤(Ref. 103119)
価格:178,000元(約385万円)

- 素材:孔雀石
- デザイン:扇形ケース内に広がる“孔雀の尾羽”模様
ファンタジックで女性的な美の極致。

9. カルティエ サントス レッドカーネリアン盤(Ref. WGSA0089)
価格:未公表(限定200本)

- 素材:赤橙色の紅玉髄(Red Carnelian)
- 仕掛け:“倒転”デザイン(時間逆流視覚効果)
古代エジプトで護符とされた石が、現代の遊び心と融合。

10. 伯爵 POLO ブルー・オブシディアン盤(Ref. G0A48007)
価格:未公表

- 素材:青味を帯びた黒曜石(Obsidian)
- 仕上げ:月面を思わせるマット質感
光の当たり方で“五彩の黒”を放つ、宇宙的な神秘感。

💎 編集部コメント:
時計は、もはや“機械”ではない

これらのモデルは、単なる装飾品ではない。
地球の歴史、鉱物の結晶構造、職人の研磨技術、そしてブランドの美学が、
一つの文字盤に凝縮されている。

天然石は、割れやすく、加工が極めて困難だ。
にもかかわらず、各ブランドが挑戦を続けるのは、
“唯一無二の美”が、量産品にはない価値を生むことを知っているからだ。

手首に巻くその瞬間、
あなたは、
地球が育てた一片の宇宙を、
身に纏う。

時計から針を取り外してみたら可能性の幅が広がる。

トリローブは2018年の登場以来、針を使わずに時刻を示す独自の手法で人々を楽しませ、魅了し続けてきた。2022年に初出で最新のユヌ・フォル・ジュルネ(Une Folle Journée。フランス語で、“荒ぶる一日”となるだろうか)は、先のふたつのコレクションで確立したアプローチを次のレベルへと引き上げるものだった。既存のレ・マティノーとニュイ・ファンタスティックをベースにしたユヌ・フォル・ジュルネは、ムーブメント上の柱に3つの回転リングを設置し、ドーム型のクリスタルを重ねることで、腕時計というよりは時を刻む球体のような印象を与えている。

トリローブはユヌ・フォル・ジュルネを、贅沢なダイヤモンドセットが特徴のDiamantを含む5つのバリエーションで展開している。スーパーコピー 代引きこのモデルでは、3つのリングが回転することで時・分・秒を知らせるという、トリローブ独自の回転リング式計時方法を採用。6時位置にある昔ながらの赤いインジケーターが時・分を指し示し、その内側の高い位置で秒のリングが回転する構造となっている。これらのリングはそれぞれが地板に取り付けられた支柱の上に置かれており、機構全体がまるで都市のスカイラインに整然と佇む高層ビルのような、構築的な雰囲気を醸し出している。

サンドブラスト加工が施されたチタン製のトリローブ ユヌ・フォル・ジュルネ。

革新的な計時方法をとる一方で、ユヌ・フォル・ジュルネではオーソドックスな40mmケースを採用。素材としては、グレード5のチタンとローズゴールド、そしてダイヤモンドをセットしたリングを持つプラチナ製のDiamantが用意されている。ケースにはポリッシュ仕上げ、ミドルケースにはサテン仕上げが施されている。大型のドーム型クリスタルは厚さ17.8mm(ケース本体の厚さは10mmだ)で、回転リングがクリスタル内の異なる高さに配置されているため、非常に立体的な時計に仕上がっている。MB&Fを彷彿とさせるが、時を刻む機構は唯一無二のものだ。

トリローブのリングシステムは、ラ・ショー・ド・フォンに拠点を置く著名な時計メーカー、ル・セルクル・デ・オルロジェ(Le Cercle des Horlogers)とのパートナーシップによって実現したものだ。この提携により、トリローブがアップデートした計時へのアプローチをユヌ・フォル・ジュルネで具現化するべく、Cal.X-Centricが誕生した。ブランドにとって技術的課題のひとつとなったのは、時計の針に比べて重たいリングを支えるムーブメントを開発することだった。そのために、同モデルには主ゼンマイの動力として重量を持たせたマイクロローターを採用し、解決した。Cal.X-Centricは48時間のパワーリザーブを備え、2万8800振動/時で作動。ブリッジとプレートにはマイクロブラストと電解メッキが施され、マットでダークな仕上がりに。地板のグレイン加工は文字盤がないために目を引き、ユヌ・フォル・ジュルネのモダンな外観をより際立たせている。ローズゴールドとチタン、2種類の素材に施されたサンドブラスト加工(写真を見て欲しい)は特に素晴らしく、浮かび上がるブラックのリングと見事なコントラストを形成している。

実際に装着すると、ユヌ・フォル・ジュルネは時計というよりは、手首の上のコンセプトアートのような存在に思えてくる。リングシステムはコツさえつかめば直感的に操作ができ、どこかオーデマ ピゲのスターホイールを思い出させる。6時位置のインジケーターをちらっと見るだけで、時間と分を瞬時に読み取ることができるため、実際にはもう少し簡単だ。だが、これには多少の慣れが必要だろう。さらに言えば、時を告げるオブジェとして巨大な球体を手首に装着することに慣れるにもそれなりの時間が要る。確かに手首につけるとちょっと滑稽だが、そこが魅力ではないだろうか。加えて、サファイアガラスは美しいドーム状で、厚さ10mmあるクリスタルとは思えないほど違和感がない。しかし、実用性を求めるならトリローブにはニュイ・ファンタスティックがある。ユヌ・フォル・ジュルネは、純粋なコンセプトウォッチなのである。

プラチナ製のDiamant。宙に浮かぶリングに、ダイヤモンドのバゲットを配している。

トリローブは遊び心からダイヤモンドをセットしたDiamantも披露していた。3つのリングすべてにバゲットダイヤがセットされているのだが、ダイヤモンドは重いため、トリローブはリングに別の合金を使うことで軽くする必要があったそうだ。そのダイヤモンドの上には、手作業でインデックスが描かれている。このユヌ・フォル・ジュルネはUFOのようにモダンな雰囲気がありながら、すべてのダイヤモンドが優雅さを演出し、どこか伝統的な雰囲気さえも感じさせる。およそ時計には見えず、ダイヤモンドが手首の上の球体に浮かんで回転を続ける、未来のジュエリーのような印象を与えている。Diamantはプラチナ製で約17万ドル(約2280万円)もするので、この時計を再び目にできたなら、そのときにはUFOを目撃したような気分になるかもしれない。だが、またお目にかかれるとしたらうれしいことだ(それこそおそらく、UFOのように)。

trilobe une folle journee rose gold
トリローブ ローズゴールド製ユヌ・フォル・ジュルネ。

trilobe une folle journee titanium dune
トリローブ チタン製ユヌ・フォル・ジュルネ。

チタン、ローズゴールド製のユヌ・フォル・ジュルネに話を戻そう。チタン製は2万1700ドル(約291万円)から、ローズゴールド製は約3万2700ドル(約438万7000円)となっている。考え抜かれたデザインにル・セルクルのユニークなキャリバーがうまく組み合わされており、決して突拍子もない価格には感じない。この時計は、トリローブの創業者であるゴティエ・マソノー(Gautier Massonneau)が計時に対して持っていた特異なビジョン、その最初の5年間を具現化したもののように感じられる。先の2作から得たアイデアを文字通り3次元に発展させ、サファイアクリスタルのスノードームのなかに積み上げたのだ。このように誰かの構想を理解することは、コンセプトウォッチの醍醐味と言えるだろう。

着用感には少し難があり、そういう意味ではまず2万ドルも出して買うような時計ではない。しかし、面白い時計なのだ。数日にわたってWatches & Wondersの大規模なブースで時計を見たのちに、ゴティエと会ってその新作を手に取る瞬間は、新鮮な空気を思い切り吸い込むような体験だった。トリローブの時計は大手ブランドでは考えもつかないようなもので、十分過ぎるほどに素晴らしいものだったのだ。

F.P.ジュルヌのケース&ダイヤル専門メーカーがリニューアル。

F.P.ジュルヌのダイヤルとケースに特化した最新鋭の製造会社、レ・カドラニエとレ・ボワティエ・ドゥ・ジュネーブに招待され、これからご紹介する幾多もの設備、特注設計の施設、優秀なスタッフたちに投資した数千万スイスフランは、ブランドの総生産(本)数を増やすものではないと伝えられたことは、考えてみればおかしな話である。

F.P.ジュルヌは、年間約1000本の機械式時計と、リシャールミルスーパーコピーN級品代引き約500本のクォーツモデル“エレガント”を生産し続けている。ジュネーブ郊外にあるメイランに昨年竣工した新社屋には、ジュルヌ氏が単独支配するダイヤル/ケースメーカー両社が入居しており、数十年にわたるジュルヌの自社製造へのこだわりが、ほかのブランドには類を見ない形で表現されている。しかしこれらの新しい施設は、拡張のための余分なスペースをほとんど持たずに設計された。実際、レ・ボワティエ・ドゥ・ジュネーブの地下室には、将来的に数台の新型機械を置くのに十分なスペースしか確保されていない。確かに、こうした制約要素はジュネーブの旧市街にある本社の敷地が、そもそもムーブメントの製造と組み立てを行うという前提に依る。しかし、それは本質ではない。F.P.ジュルヌは自社の目標をよく理解しており、今日のマーケットにおける最高峰の時計を作りながら、彼らなりの生産方式に注力しているのである。

F.P. Journe's Old Town Geneva Manufacture
ジュネーブ旧市街の歴史的建造物内に居を構えるF.P.ジュルヌの工房兼本社。

これこそが“ジュルヌ”の真髄だ。彼自身と彼の会社(モントル・ジュルヌSA)は、スイスの時計業界において安定した力を持ち、独立系時計メーカー特有の緩慢ながら有意義な成長を続けてきた。しかし、昨今の時計業界の盛り上がり(そして顧客のブランドに対する飽くなき需要)にもかかわらず、ジュルヌにはひとつのシンプルな真理がある。それは「変わるものと同じくらい、変わらないものがある」ということだ。ジュルヌにとって成長とは、“拡大”よりも“革新”を意味するのである。

 見学を始めるにあたり言っておくが、この記事は長く、かつ詳細にわたるので、部分的に読むことをおすすめしておこう。多くの場合、ブランドは製造現場のほぼすべてを取材するために時間を割くことができなかったり、機密のため非公開だったりするものだ。しかし今回の取材にあたり、F.P.ジュルヌはこの春先の2日間、本記事のために惜しみなく門戸を開いてくれた。

本社と旧市街のマニュファクチュール
生産数が増加しないからといって、何も変わっていないと揶揄することは、F.P.ジュルヌがジュルヌたる真髄を見逃すことになる。ジュルヌは、何世紀にも遡る時計製造のプリンシプル(原理原則)に革新をもたらしながら、製造技術を融合させ、過去の偉人たちと未来の可能性をつなぐ存在として歩を進めている。彼のヒーローであるアンティード・ジャンヴィエ(Antide Janvier)、アブラアン-ルイ・ブレゲ(Abraham-Louis Breguet)、ジャン-アントワーヌ・レピーヌ(Jean-Antoine Lépine)、そして師であるジョージ・ダニエルズ(George Daniels)の面影さえも、ジュルヌの作る時計には窺えるのだ。

 多くの独立系時計メーカー(および一部の大手ブランド)がさまざまな外部サプライヤーに依存しているのとは異なり、ジュルヌの機械式時計は、ほぼすべての部品が自社製造されている。レ・カドラニエはF.P.ジュルヌのダイヤルを製造しているだけでなく、ほかのブランドのダイヤル修復(フィリップスのこの記事を参照して欲しい)や現行モデルのダイヤル製造も手がけている。現時点でF.P.ジュルヌが製造していない部品は、風防、ヒゲゼンマイ、受け石、脱進機の一部、ストラップのみである。エレガントの電子回路もスイス国内で製造されている。しかし、この解説については別の機会に譲ろう。

F.P. Journe Headquarters entry
F.P.ジュルヌ本社では、1855年にC.L.デトゥーシュが製作し、ラ・ショー・ド・フォンの国際時計博物館が3年かけて修復した素晴らしい天文時計が出迎え役を務める。背景には故ジャン=クロード・サブリエ(Jean-Claude Sabrier)の膨大な蔵書が収められている。

F.P. Journe Clock detail
Clock
FP Journe Headquarters
本社入り口のラウンジ。

 需要の増加以外にも、この10年で起こった大きな変化は数えきれないほどある。2015年のマニュファクチュール訪問を振り返ってみると、まず目に飛び込んでくるのは、2006年以来メゾンの主力であったアイコニックなソヌリ・スヴランの製造が終了したことだ。フランソワ・ポール(François-Paul)自身が2018年、(当時)彼らがつくる最も複雑な時計が特別とされた理由のひとつに、わずか50本強というその限定生産数にあるとの判断から、このモデルを2019年に製造中止としたのだ。

 この製造中止はひとつの収益源を絶つ代わりに、アストロノミック・スヴラン(私がHands-On記事を執筆したなかでもっとも複雑な時計のひとつ……、とまで言わないが)やFFCのようなほかの複雑モデルへの扉を開いた。このような時計は、ジャンヴィエやブレゲ、ともすればダニエルズの想像の域をも超えているのではないだろうか。同時にこのような時計は、極限に近づくためにCNCマシンのような近代的な工業生産技術を採用したからこそ可能となったのだ。そうでなければ、このブランドの総生産本数に説明がつかないだろう。しかし、彼の時計をつぶさに観察すると、(適切に介入する)手作業と、(必要に応じた)工業化のバランスに対する理解と対策が、ほかの伝統的な独立系メーカーが到底及ばないようなスケールで行われているのが見て取れる。

F.P. Journe Library
F.P.ジュルヌが2015年のオークションで全273ロット(約1000冊)を計76万スイスフラン(当時のレートで9560万円)で落札した、国際的な時計専門家であり著名な歴史家であるジャン=クロード・サブリエの著作の蔵書コレクション。

F.P. Journe Sketch
F.P.ジュルヌのサインと日付入りのスケッチ。右下はオクタ・カレンドリエ、左は初代クロノメーター・ア・レゾナンス。

 手作業は喜ばしいのことに、いまでも必要とされている。ジュルヌは価格の割にムーブメント仕上げは最高とは言えない、という時計コレクターの批判をよく耳にする。実際そのとおりだ。ジュルヌはあっさりと認めるだろう。しかしそれは、その分野に力を注いでいないからにほかならない。その代わりに、時計製造の革新に時間と資金と人手を費やすことを選んだのだ。もちろん、手作業による仕上げも行っているが、その目的は、デュフォーやレジェップの二番煎じのような存在になることではなく、ジュルヌをジュルヌたらしめるためなのである。

 F.P.ジュルヌはスイスの工場で約150人雇用している。しかし、先に述べたふたつの非常に複雑なモデル(アストロノミックとFFC)を組み立てることができるのは、社内ではわずか3人(F.P.ジュルヌ自身を含めて4人)しかいない。しかし、ジュルヌは常に革新を続け、新たな挑戦をチームに課している。フランソワ・ポールの歴史的な快挙の一部は、毎年新しいムーブメントを作ることにある。そのような作品を作り出すためには、ジュネーブのシナゴーグ通りにある本社に出勤し続けなければならないが、そこはジュネーブのモントル・ジュルヌを訪ねるほとんどの人が目にする場である。建物内部は前回2015年の訪問時とほとんど変わっていない。ブランドに対する需要がどれだけ増えても、核となる部分は変わらないというのはある意味安心できる。

オメガ スピードマスターと共に振り返る、宇宙飛行の過去・現在・未来。

今月初めに私はヒューストンへ飛び、スピードマスターがNASAの認定を受けてから60周年を迎えたことを祝うオメガのイベントに参加した。今回のような出張は実に興味深い。なぜなら、こうしたイベントが新作発表を目的としていないことは珍しいからだ。代わりに、このイベントはスピードマスターが宇宙飛行に関わってきた60年の歴史を振り返ると同時に、未来を展望する場となっていた。

オメガ時計コピー代引き 激安スピードマスターとNASAとの結びつきは私にとって、“時計マニア入門セット”の中核をなす物語である。なかでもRef.ST 105.003は、NASAが行った11項目に及ぶ過酷なテストすべてを唯一クリアしたモデルであり、現行のムーンウォッチのケースバックにも刻まれる“Flight Qualified for all manned Space Missions.(NASAによる全ての有人宇宙計画での飛行資格を取得)”の文言の根拠となっている。

Moonwatch on wrist
我々のツアーガイドの腕にはムーンウォッチが巻かれていた。彼はアポロ計画時代からNASAに勤務している人物である。

そのテスト内容は以下のとおりである。

高温テスト:70℃に48時間、その後93℃の部分真空下に30分さらす
低温テスト:−18℃に4時間さらす
真空テスト:真空チャンバー内で加熱後、−18℃で冷却するサイクルを複数回実施
湿度テスト:25℃から70℃までの温度変化と95%の湿度下で、24時間観測するサイクルを10回実施
腐食テスト:70℃の酸素環境下で48時間さらす
耐衝撃テスト:6方向から40Gの衝撃を加える
加速度テスト:5分間で7.25G、さらに3軸で30秒間16Gまで加速
低圧テスト:10^-6気圧(0.000001)の真空下に70℃で90分、その後93℃に30分さらす
高圧テスト:1.6気圧に60分さらす
振動テスト:5〜2000Hzの周波数範囲で3軸方向に8.8Gのランダムな振動を加える
音響テスト:40〜1万Hzの周波数で130デシベルの音に30分間さらす
 少なくとも自分にとって、時計のことをいちいち気にしすぎるのはもうやめようと思わせてくれる強力な気づきとなった。これほどの過酷なテストに耐えられるのなら、日常のちょっとした出来事なんて気にする必要はない。

Axiom space suit test
 旅の最初の訪問先はアクシオム・スペースだった。同社は、史上初の民間による国際宇宙ステーションへのミッションを成功させた企業であり、今後も数々のプロジェクトを控えている。なかでも注目すべきは、NASAのために開発されている次世代宇宙服、アクシオム船外活動用モビリティユニット(Axiom Extravehicular Mobility Unit)である。この関係性を鑑みるに、オメガがアクシオムの創設以来の公式パートナーとして選ばれたのは、何ら不思議ではない。

 ここでは現在テスト中の宇宙服、そのプロトタイプを見学する機会を得たほか、宇宙飛行士マイケル・ロペス=アレグリア(Michael López-Alegria)氏とも対面し、会話をすることができた。彼はスペースシャトルでの3回のミッションを含む計6回の宇宙飛行経験を持ち、最近ではアクシオムの民間宇宙飛行にも参加している。彼の腕には当然のように、スピードマスター X-33の第2世代が巻かれていた。これは現在もNASAとアクシオムで標準支給されている時計であり、宇宙船内で使用されることが多い。デジタルモジュールによる拡張機能がその理由である。しかしながら、船外活動において認定されているのは今もなおムーンウォッチであり、その重要性は変わっていない。

Space suite helmet
Axiom Logo embroidery
Chest plate of space suit
Using tool during spacesuit test.
Astronaut doing task
Black moonswatch wristshot
この日初めて目にしたムーンスウォッチは、アクシオムのチームメンバーの手首にあった。

Astronaut suit patch
X-33 Wristshot
マイケル・ロペス=アレグリア氏の腕には、幾度もの宇宙飛行に同行したX-33が巻かれていた。

 アクシオム訪問後は、リンドン・B・ジョンソン宇宙センターへと向かった。ここでは歴史ある当時のミッションコントロールセンターや、現在の国際宇宙ステーションのミッションコントロールセンターを見学した。そこで出会ったのが、来春に予定されているアルテミスIIの月周回有人飛行に向けて訓練中の宇宙飛行士、ジェレミー・ハンセン(Jeremy Hansen)氏である。そしてもちろん、筆者としては子ども時代の郷愁に応えるべく、最後はパリパリに乾燥したフリーズドライ(宇宙食)のアイスクリームサンドイッチで締めくくった。味はもちろんナポレオン(編註;ストロベリー、バニラ、チョコレートの3種が一層ずつ重なったアイスクリームのフレーバー)だ。

ISS testing center
宇宙船モックアップファクトリーでは、ミッション時のプランニングやクルーの訓練などを支援している。

Unity module
more of the ISS simulation
moonwatch on jacket wrist
クラシックなCal.1861 ムーンウォッチ。

man on crane
White 3861 Moonwatch on wrist
ホワイトラッカーダイヤルのムーンウォッチ(Ref.310.32.42.50.04.001)。私物だ。

3861 Moonwatch on wrist
Cal.3861搭載、サファイアサンドウィッチ仕様のムーンウォッチ(Ref.310.30.42.50.01.002)。

Space Shuttle cargo bay
スペースシャトルのカーゴベイ(ペイロードベイ)からの眺め。

Simulator for Artemis
アルテミスII用のシミュレーターをチェックしているところ。

Jeremy Hansen teaching
宇宙飛行士ジェレミー・ハンセン氏が、アルテミスIIの航路について説明してくれた。

ジェネレーティブデザインが浮き彫りにしたG-SHOCKが新登場。

金無垢のDW-5000に続くドリームプロジェクトの第2弾、G-D001の完成から約1年。

MR-Gと並び、G-SHOCKの高級ラインとして位置付けられてきたMT-G。1999年にスタートした本ラインは“Metal Twisted”をテーマに掲げ、金属に樹脂やカーボンといった異素材を組み合わせることで、耐衝撃性能と高い質感を兼ね備えたデザインを追求してきた。これまでにもレインボーIPを駆使したシリーズや、ベゼルトップに積層カーボンを採用したモデルなどを展開し、G-SHOCKのなかでも実験性と先進性に富んだ挑戦を重ねている。さらに“構造の進化”を強く打ち出すラインとして、異素材の融合による革新的なスタイリングや、耐衝撃構造の向上に常に取り組み続けてきた。

タグホイヤースーパーコピー代引き優良サイトこうした文脈のなかで2025年6月に登場したMT-Gの新作、MTG-B4000はG-SHOCKとして初めてAI技術を市販モデルに導入した意欲的な一本となった。このAIを活用した開発プロセスは、2024年に発表されたドリームプロジェクト第2弾に位置付けられ、アヴァンギャルドなデザインで世界的に話題を呼んだG-D001以来の展開となる。本作の商品企画を担当した泉 潤一氏は次のように語る。

現在、G-SHOCKの商品開発は大きくふたつのアプローチから成り立っています。ひとつは、我々が“研究デザイン”と呼ぶ、実験的なデザインアウトプットを起点とするもの。もうひとつは、量産を前提とした企画プロセスによる開発です。今回のMTG-B4000は前者に該当し、いわばプロダクトアウトに近い形で、新たな構造を備えたMT-Gを提案するながれのなかで誕生しました。その手段としてG-D001で活用されたAIが導入されたのです」

実はAI技術を取り入れた市販モデルの展開自体は、G-D001の発表以降、課題として意識されていたとMTG-B4000のデザインを手がけた赤城貴康氏は振り返る。「G-SHOCKに携わっている人々は、ブランドが持つ“型破り”なマインドを共有しています。そうした人間の創造性と、AIが導き出す発想とを掛け合わせたとき、果たしてどのようなスタイリングが生まれるのか。それを見極めることに、ブランドとして非常に強い関心を持っていました。そうした背景から、G-D001のプロジェクトはスタートしたのです。結果として同モデルは高く評価され、オークションでは高額で落札されるなど、社内からも多くの喜びの声が上がりました」。赤城氏はさらにこう続ける。「しかしやはり、G-SHOCKというブランドにはより多くの人に手に取ってもらいたい、使ってもらいたいという思いがあります。AIの技術を取り入れながらいかに適正な価格で実現できるかを、常に考えていました」

そして、AIを手段として用いることで耐衝撃構造の新たな進化を目指すにあたり、先述のとおり“構造の進化”を掲げ、革新的なクリエイションを打ち出してきたMT-GであればAIと高い親和性を発揮するのではないかという仮説に至る。企画チームはMT-Gこそが最適なプラットフォームであると判断し、市販モデルとしては初めて開発プロセスにAIを取り入れたMTG-B4000のプロジェクトが進行し始めた。

ニューヨークで開催されたフィリップスオークションで落札されたG-D001。有機的なフレーム構造は、どこか今回のMTG-B4000を思わせる。

当時描かれていた、G-D001のスケッチの一部。

さらにMT-Gは、異素材の融合による次なる構造を生み出さなくてはならないというそもそもの課題も抱えていた。そこでAIの活用にあたっては、落下衝撃・遠心重力・振動という3つの重力加速度に耐えるトリプルGレジストという強みを維持しつつ、スタイリングのさらなる進化を追求、さらに日常使いにふさわしいミニマムかつスリムな形状と実用性を備えることも開発における重要な要件とされた。

デザイン担当の赤城氏はまず、デザイナーが作成したベースのデザイン案をAIツールに読み込ませ、カシオが蓄積してきた耐衝撃データからなる荷重シミュレーションを指示。その解析結果に基づく改善案を出力するように求めた。「基本的にAIが出力するものはそのまま使えるような造形には決してなりません。今回AIから提案されたのも、ツタが複雑に絡み、もつれ合っているような有機的なデザインでした。耐衝撃性を保ったまま極力ミニマムに仕上げるという解析を行った結果、人間の骨というか、筋繊維の筋のような印象に仕上がっていました」。ワンオフのオークションピースとしてはそれがユニークな要素となったものの、日常的に着用することが難しいうえに、何よりG-SHOCKらしい力強いデザインからは乖離してしまう。そこでデザイナーチームはAIの生成案をもとに、少しずつG-SHOCKを思わせるデザインに近づけていった。耐衝撃性に影響しない範囲でアレンジし、荷重テストや構造の変更を繰り返しAIに指示。この工程を何度か繰り返して理想とする生成案が提示されたのち、外装設計チームによるリアルな耐衝撃シミュレーションやデザインの微調整を実施、ようやく最終的な構造が決定したという。

ちなみに泉氏曰く、「それではAIツールさえあればほかのメーカーでもG-SHOCKを作れるのかというと、そうはならない。カシオが長年積み重ねてきた荷重負荷のデータや耐衝撃性を維持するための設計といったデータベース、これが重要になってきます。過去の蓄積があったことで、G-SHOCKらしさも意識した新たな構造に挑戦することができたのです」

G-SHOCK MTG-B4000を公式サイトで見る

デザイナーがAI生成を使い、繰り返し検討した過程で描いたデザインスケッチ。

そのようなプロセスを経たうえで導き出された要素のひとつが、MTG-B4000で外装に採用されたカーボン積層フレームだ。積層カーボン自体はこれまでにもMT-Gやフロッグマンで採用されてきた素材だが、本作においては弓をイメージした形状とすることで、同パーツに軽量さや耐久性だけでなく衝撃を吸収して受け流す役割を持たせている。しかしご覧のとおりこのフレームは非常に立体的で、フラットなベゼルやミッドケースとして取り入れていた従来のMT-Gとは大きく異なる形状をしている。「AIにデザインを読み込ませる前段階、デザインにおける条件の部分で“ケースの両サイドをとおり、上下に横断するパーツ”を設定していたんです。G-SHOCKらしいシルエットを意識するための要素だったのですが、その時すでに日本の弓に通じる雰囲気や、フレキシブルに“しなる”イメージについてチームから声が挙がっていました(赤城氏)」。この複雑な形状を持つMTG-B4000の積層カーボンフレームの製造にあたり、カシオはシート状のカーボンとグラスファイバーを積層させ、さらに天面にフォージドカーボン調のカーボンシートを圧入したブロックからフレームを削り出す手法をとった。しかしブロックから切り出せるのは時計1本分のみと、歩留まり率は異常に低い。量産を前提としたプロダクトとしてスタートしたMTG-B4000だが、理想を形にするために妥協をしない姿勢を貫いたからこそ、これまでのG-SHOCKにはない印象的なサイドビューが生み出されるに至ったのだ。

積層カーボンの素材。ここから複雑な構造のフレームが切削で切り出される。

フレームの天面にフォージドカーボン調のカーボンシートを圧入することで、見る角度により異なる表情を生み出している。

もうひとつ特筆すべきポイントが、カーボン製フレームを支えるように12時と6時側に設けられたメタル製パーツである。MTG-B4000においては、バンドを固定したメタルパーツとカーボンフレームの接続にビスを使用していない。両パーツの凹凸に合わせてパズルのように嵌め込み、ケースバックからビスで固定する新構造を採用することで、メタルパーツからの衝撃がケースに直接伝わらないよう工夫がなされているのだ。「今回のAIによる解析で、特に参照したパーツかもしれません。G-SHOCKの落下試験時、時計をダイヤル正面側から落下させるという項目があるのですが、衝撃でバンドが逆方向に大きく反ってしまった際にも、カーボン製フレームがダメージを効率的に分散、緩和する役割を果たします(泉氏)」。さらにこの構造によってバンドの接合部にビスが露出しないため、外観は驚くほどすっきりとしている。従来の構造に見られた無骨さを排除し、MTG-B4000で目指した洗練された外観が実現されているのである。

裏蓋にはトリプルGレジストを表現したロゴマークと、6時位置に日本製であることを示す“JAPAN”の刻印が見られる。

開発当初の狙いどおり、AIを開発プロセスに取り入れたことでMTG-B4000は革新的な耐衝撃構造と新鮮なスタイリングの両立を実現した。従来のMT-Gシリーズで見られたエッジの効いたマッシブな造形も継承されている一方で、デザインアクセントとして特徴的だった大振りなビスやリューズガードは整理され、洗練された印象へと進化している。さらに新たなフレーム構造の導入により、全体のプロポーションは一段とスリムになった。このシェイプアップには、耐衝撃性を維持しながらも小型化を進める市場のトレンドに対応しようとする開発者の狙いも込められている。

内部に衝撃が伝わらない構造をリューズに採用することで、これまでMT-Gにおいて特徴的だったリューズガードを排除。これによって正面から見たときに、より流線形のフォルムが強調されている。

MTG-B4000は今回、アウターベゼルや12時・6時のバンド接続部にブルーグレーIP処理を施したMTG-B4000B-1A2JFと、シルバー色のメタルパーツによってクールかつコーディネートしやすいモノトーンでまとめたMTG-B4000-1AJFの2モデルにより展開される。もちろんいずれにも、ヘアラインと鏡面を組み合わせたメタルパーツの丁寧な仕上げや、金属質な加工により高級感を煽るインデックス、立体的なパーツ配置によって奥行きを見せるマルチレイヤーダイヤルなど、カシオの優れたセンスと技術が感じられるクリエイティブが盛り込まれている。精緻を極めたMADE IN JAPANによるプロダクトは、どちらのカラーを手にしてもG-SHOCKの高級ラインとしてオーナーに高い満足感を与えてくれるはずだ。

ゼニス ブラックに染まったデファイ エクストリームが新登場。

ブラックに舞い戻り、そこに稲妻のごときアクセント。まるで雷に打たれたかのようなルックスで、昨年人気を博したダイバーズが再登場した。

ゼニスによる新作ダイバーズの2モデルであった。ひとつはデファイ エクストリーム ダイバーで、現代的なサイズ感とルックスを備えた極めてモダンなもの。もうひとつは、ヴィンテージリファレンスのA3648に着想を得た14角形ベゼルが特徴のデファイ リバイバル A3648である。そして本日、スペックは共通しつつも、異なるデザインアプローチを採った2本の新作モデルを発表した。それが、マイクロブラスト加工のチタンケースにグリーン×イエローの差し色を組み合わせたデファイ ダイバー シャドウシリーズである。

Defy Extreme Shadow
ゼニス時計コピーNランク 代金引換を激安まずはデファイ エクストリーム ダイバー シャドウから。本作は直径42.5mm、厚さ15mm、ラグ・トゥ・ラグ47.4mmのケースを採用する。このケースには、3時位置に日付表示を備えた自動巻きのエル・プリメロ製3針ムーブメントが収められ、3万6000振動/時で駆動し、パワーリザーブは約60時間を誇る。またねじ込み式リューズと600mの防水性能、ヘリウムエスケープバルブにより高い耐圧性能を確保している。

 針とインデックスにはロジウムめっきが施されており、インデックスと時針にはグリーン夜光のスーパールミノバSLN C1を、分針とベゼルのドットにはブルー夜光のルミノバを採用。さらにベゼルの目盛りはイエローに光る仕様となっている。ストラップは3種が付属し、ブラックの“コーデュラ調”ラバーストラップ(フォールディングクラスプ)、マイクロブラスト加工のチタンブレスレット(フォールディングクラスプ)、ブラック×イエローのファブリックストラップ(ピンバックル)が用意される。価格は168万3000円(税込)だ。

Defy Extreme Shadow
 そしてデファイ リバイバル ダイバー シャドウは鮮やかなカラーをまとい、より存在感を増して登場した。600mの防水性能と15mmの厚さはそのままに、ケースは37mm径のオクタゴン型で、ラグ・トゥ・ラグは44mmとややコンパクトに設計されている。14角形の逆回転防止ベゼルには、イエローに色づいたサファイアインサートをあしらっている。自動巻きのエリート670ムーブメントを搭載し、ダイヤル上の4時30分位置に日付表示を備える。ダイヤルにはイエローのペイントとプリントのインデックス、スーパールミノバSLN C1が配され、針はイエローのコーティング仕上げとなっている。ブレスレットはマイクロブラスト加工のチタン製“ラダー”スタイルで、フォールディングクラスプ。販売価格は107万8000円(税込)だ。

Defy Shadow Revival Diver
我々の考え
ゼニスのラインナップのなかでも、デファイ シャドウはこれまでもお気に入りのシリーズだっただけに、今回の“シャドウ”サブシリーズはうれしい限りである。これまで比較的モノトーンだった同シリーズのなかでも、今回のモデルは最も鮮やかな仕上がりであり、特にリバイバル ダイバーとの相性は抜群だと感じる。70年代は本来、もっと明るくて派手な時代だったのだから。いずれのモデルも多彩な魅力を備えているが、とりわけエクストリーム ダイバーはヘリウムエスケープバルブや一般ユーザーに適したサイズ感であり、ヒット作になると予想している。

Zenith Defy Revival Diver
基本情報
ブランド: ゼニス(Zenith)
モデル名: デファイ エクストリーム ダイバー シャドウ(Defy Extreme Diver Shadow)/デファイ リバイバル ダイバー シャドウ(Defy Revival Diver Shadow)
型番: 97.9600.3620/21.I300(エクストリーム)/97.A3648.670/21.M3648(リバイバル)

直径: 42.5mm(エクストリーム)/37mm(リバイバル)
厚さ: 15.5mm(両モデル共通)
ケース素材: マイクロブラスト加工チタン
文字盤: ブラック&イエロー マット仕上げ、星空パターン入り(エクストリーム)/スーパールミノバSLN C1を採用したブラック&イエロー(リバイバル)
インデックス: ロジウムめっき・面取り仕上げ(エクストリーム)/ホワイトプリント(リバイバル)
夜光: あり、針およびインデックスにスーパールミノバSLN C1
防水性能: 600m(両モデル共通)
ストラップ/ブレスレット: ブラックの“コーデュラ調”ラバーストラップにフォールディングクラスプ、またはマイクロブラスト加工チタンブレスレットにフォールディングクラスプ、ブラック×イエローのファブリックストラップにピンバックル(エクストリーム)/マイクロブラスト加工チタン製“ラダー”ブレスレットにフォールディングクラスプ(リバイバル)

Zenith Defy Shadow Diver
ムーブメント情報
キャリバー: エル・プリメロ 3620(エクストリーム)/エリート 670(リバイバル)
機能: 時・分表示、スモールセコンド、ジャンピングセコンド針(エクストリーム)/時・分表示、センターセコンド、日付表示(リバイバル)
パワーリザーブ: 約60時間(両モデル共通)
巻き上げ方式: 自動巻き(両モデル共通)
振動数: 3万6000振動/時(エクストリーム)/2万8800振動/時(リバイバル)
石数: 35石(エクストリーム)/27石(リバイバル)
クロノメーター: なし
追加情報: ブラックセラミック製逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リューズ、ヘリウムエスケープバルブ(エクストリーム)/アイコニックな14角形ベゼルを備えたオクタゴンケース、イエローに色づけられたサファイアインサート付き逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リューズ(リバイバル)

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